名残の雪 2010 1 16
今、日本の政治は、端境期にあるかもしれません。
かつての政治は、自民党に代表されるように、
強力な派閥があって、
派閥のトップが「カラスは白い」と言えば、
カラスも白くなるほどの権勢を誇りました。
その権勢を維持するのは、派閥の資金力でした。
現在、こうした派閥は消えつつあります。
ひとつの時代が終わって、新しい時代が始まりつつあるかもしれません。
資金力ではなく、政策で派閥を作る時代が来るかもしれません。
政治の春は、季節の春と同じように、
いつの間にか、やってくる。
名残の雪。
春になってから冬のなごりに降る雪(広辞苑より)。